COLORS (分かる人には分かる的に)

青りんごや青信号などと呼んだりしますが、他人が一体どこまでの範囲を
青色と定義しているのか・・・とGIGAZINEは書いています。

●青色はどこからどこまで青色なのか
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080318_colour_end_begin/


「color label explorer」を使えばどの範囲までがその色と認識されているか分かり
やすくなります。
http://assets.doloreslabs.com/jobs/colors/explorer/
たとえば Type a (regex) filter:に"brown"と入れてみてもらったら、茶色の
多様さがわかると思います。

しかしながらなんのなんの。日本人の茶色の多さには適うまい。
江戸文化には『四十八茶百鼠』というものがあるのです。


『四十八茶百鼠』といっても語呂合わせだけで、実際には100以上の茶色・ねずみ色
(灰色)があるのです。

●日本の服の歴史 Maccafushigi さんのサイトより一部ご参考
http://www.bb.em-net.ne.jp/~maccafushigi/mac/20.htm

江戸後期(寛永年間以降)、奢侈禁止令により着る物の布地や色目など贅沢を禁止され、
許されていた茶色・鼠色(灰色)・納戸色(紺色)の制限の中でもお洒落を楽しみました。

一見地味で目立ちそうにないものですが、分かる人にはわかるという洗練された
粋な色彩感覚が存在したのです。


ファッションリーダーは歌舞伎役者に花魁。キャリアウーマンの大奥女中。
ファッション雑誌は草紙や浮世絵。

特に花魁には知性と教養とお洒落の粋は必須でした。
この話は長くなるのでまた次のネタに取っておきますw





ということで分かる人には分かる色あそびの奥は深いのでス。




http://gigazine.net/index.php?/trackback/6618/xAKpGdDP/
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